10月14日、日本代表は東京スタジアムでブラジルに3-2の逆転勝ち。 前半0-2から後半52分・62分・71分の“9分間+1分”で一気に試合をひっくり返し、対戦14試合目での初勝利をつかんだ。
勝因は前半の5-4-1ブロックで“耐える”→後半は交代と前プレ強度で“刺す”という切り替え。逆転弾は上田綺世の71分ヘッドで、直前にはクロスバー直撃もあった。観客は44,920人。ブラジルは4-3-3、日本は3-4-2-1(守備は5-4-1)で入った。
🔹試合終了🔹️
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🏆キリンチャレンジカップ2025
🇯🇵SAMURAI BLUE 3-2 ブラジル代表🇧🇷
⌚️19:30
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日本は「前半は我慢、後半はギア上げ」で主導権を奪取
立ち上がりの日本は、前から無理に行かず5-4-1のコンパクトブロックで幅と深さを確保。ブラジルのSB(WB)背後やハーフスペースを突く配球(パケタの浮き球など)には一時耐えたが、26分にパウロ・エンヒキ、32分にパケタ→マルティネッリで失点し、0-2で折り返す。
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サッカー王国相手に歴史的初勝利へ‼
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前半26分
サッカー王国ブラジルの華麗なパスワークで失点#エンヒッキ のゴール
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🇧🇷マルティネッリが完璧な裏取りから追加点⚡️
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シュートも冷静に沈め、ブラジルがリードを広げる🔥#マルティネッリ #ブラジル代表 #日本代表 #サッカー #国際親善試合 #daihyo
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それでも、カウンター狙いとブロック維持自体は良好。押し込んだ場面ではセカンド回収もでき、後半の反撃に布石を打った。
”流れを変えた54分の交代”→“9分間で同点”→“71分で逆転”
後半は交代なしで再開も、日本は前からの噛み合わせを上げ、ロング→回収の二次攻撃で押し込み時間を増やす。54分、久保建英→伊東純也でスピードと縦推進が一段上がると、
- 52分:南野拓実が反撃の一撃。—— ビルドアップの乱れを見逃さず、中央で蹴り切る。ここから流れが一気に日本へ。
🇯🇵日本代表、前からのプレスがハマる!
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⁰南野拓実が見事なシュートで一点を返す🔥⁰気迫あふれる守備から生まれた価値あるゴール👏
⁰この流れをさらに得点につなげたい!#日本代表 #daihyo #南野拓実
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- 62分:中村敬斗が同点弾。(伊東のクロスに中村が飛び込み、相手に当たりつつネットへ。公式記録は中村のゴール)
🇯🇵日本、王国ブラジルに同点弾🔥⁰堂安の絶妙パス→伊藤純也のスピード裏抜け⚡⁰完璧なクロスに中村敬斗が合わせてゴール!👏⁰日本、世界の壁を真正面から打ち破る一撃!#日本代表 #daihyo #中村敬斗 #堂安律 #伊藤純也 #ブラジル
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- 71分:CK二次から伊東が上げ直し→上田が決勝ヘッド。
直前に上田のヘッドがバー直撃しており、圧の質がスコアに直結した。
🇯🇵強すぎる日本代表🔥⁰伊藤純也の鋭いコーナーキックから、⁰エース上田綺世が豪快なヘディングで逆転弾⚽️💥⁰スタジアムが揺れるような歓声!これは痺れる!!#日本代表 #daihyo #上田綺世 #伊藤純也
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「押し返すブラジル」にも対応——終盤はザイオンと5枚で耐え切る
66分の“幻”の場面(オフサイド)や、90+1分の右クロス→リシャルリソンの決定機など、終盤は押し込まれる時間帯も。そこを鈴木彩艶(ザイオン)のセーブと空中対応、最終ラインのクロス対処で凌ぎ切り、歴史的勝利を確定させた。
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サッカー王国相手に歴史的初勝利へ‼
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後半51分
ブラジルの猛攻も全員で体を張って守る‼
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数字が示す構図(“ポゼッションはブラジル、決定機の質は日本”)
0.92 – 日本代表のブラジル戦での前半時間帯ゴール期待値は、相手の数値を2倍以上上回る0.92。数値。#jfa #daihyo #SAMURAIBLUE #サッカー日本代表 pic.twitter.com/Rt0ZQ1Hg8j
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後半は数値上でも王国を圧倒したことが分かる。
海外メディアの反応
—ブラジル国内:後半の集中切れや守備の連鎖ミスが敗因との論調。CBの失点関与が指摘され、当人も反省の弁。
—欧州:「日本の逆転は妥当」「ブラジルは東京で冷や水」とする冷静な総括。
英国ライブ更新:「後半の流れ総取り」「伊東投入で一変」「上田が締めた」という評価が目立つ。
活躍した日本人評価(10点満点)
GK 鈴木彩艶 7.5 —— 終盤の被圧時に冷静なセーブ&パンチング。
- 89分以降の押し波を落ち着いて処理。安定したセーブが随所に
CB 鈴木淳之介 7.0 —— 落ち着いたロング配球と対人の安定感。
- :少ない代表キャップ数で明確に安定感をもたらす。代表へ猛アピール
ボランチ 佐野海舟 6.5 —— 前半は配球制限に苦しむ時間も、後半はセカンド回収で効いた。
- :耐えていた前半から後半にかけても強度を維持した点が評価。
IH 鎌田大地 7.0—— 保持の“間”で時間を作る。波状攻撃の土台に。
- 押し上げの起点になった場面が印象的。守備でも相手のカウンターの芽を何度も摘んでいた。
IH 南野拓実 7.5(MIP級の口火) —— 52分で反撃の狼煙。前線の連動もスイッチに。
左シャドー 中村敬斗 7.0 —— 同点弾の到達速度とゴール前の嗅覚。
- 決定機を見事に決め切り日本に同点ゴールをもたらす。パラグアイ戦ほどいいクロスが提供できなかったのがもう一歩
CF 上田綺世 8.0(決勝点) —— 空中戦の“的”として成立。バー直撃→次の一手で逆転ヘッド。
- “決勝弾”の功績、その前のクロスバー直撃ヘッドと絶好調。ザイオンからのキックを収め起点にも
交代:伊東純也 8.5(流れを変えた最高の仕事) —— 投入9分で2ゴール演出級。スプリントと配球で主導権を掌握。
- 2得点に絡むMVP級。クロス、仕掛け、ハイプレスで日本に勝利をもたらした。
ブラジルの狙いと日本の対策(“WB裏→中央ワンタッチ”の分断)
ブラジルは4-3-3でWB(SB)裏の背後と中央のワンタッチ(パケタのフリック/スルー)で一気に差し込む設計。
日本は5枚の最終ラインで粘り強く守り、後半は前からの圧で相手ビルドアップに“もう一手”を強要。ミス誘発→反撃直結の流れを作った。
まとめ

欧州で磨かれた伊東の速さと上田の決定力が試合を動かし、南野と中村が得点で応えた。
後半は前プレが完全にハマり、南野の一点で空気が一変。
新戦力、鈴木淳之介が圧巻の守備で台頭し、日本の“個の成長”が王国を凌駕した夜だった。
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