【U20日本代表】市原吏音が大舞台でパネンカ!石井久継・横山夢樹も躍動、2連勝で決勝トーナメントへ

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チリで開幕したFIFA U-20ワールドカップ。日本はエジプト、開催国チリをいずれも2-0で退け、勝点6の単独首位。大会序盤でノックアウト進出を確定させ、内容と結果の両面で存在感を示した。

試合の全体像

日本 2–0 エジプト(9/27 サンティアゴ)
前半29分に主将・市原吏音がPKで先制。後半48分に石井久継が追加点。保持率52.9%で押し込み、枠内5–1、CK8–5と攻守のバランスが噛み合った。観客15,051の国際舞台でも危なげなく試合を管理し、立ち上がりから試合を“自分たちの時間”に引き寄せた。

日本 2–0 チリ(9/30 サンティアゴ/エスタディオ・ナシオナル)
完全アウェーの42,517人。前半は拮抗した展開から後半55分に市原が再びPKを沈めて先制。終盤82分には交代出場の横山夢樹が仕留めて勝負を決めた。保持率は37.3%に抑えつつも枠内は日本5–2。主導権の置き場所を変えながら“効率の良い勝ち方”を選び切った。

キーポイント

1)FVS(Football Video Support)の実戦運用
今大会で導入された簡易型ビデオリプレー「FVS」は、監督がレビューを要請できる仕組み。適用範囲はゴール/ノーゴール、PK/ノーペナルティ、退場相当などに限定される。チリ戦では日本の要請から判定がPKに修正され、先制点につながった。大舞台で“制度を使い切る”意思決定が勝利の技術として表出した。

2)二枚腰のゲームプラン
エジプト戦は保持で押し込み、チリ戦は“持たせて刺す”。相手と会場の文脈に応じて、ボールの置き場所を柔軟に切り替えられる点が、連勝の核心になった。

3)グループ情勢
日本は2連勝で勝点6・得失点差+4。第2節終了時点で決勝トーナメント進出が確定。最終節はニュージーランド戦(10/4予定)。

選手の評価とリアクション

  • 市原吏音(DF/主将)
    2戦連続でPKを冷静に沈めてチームを牽引。FIFA公式は“重圧下でも落ち着きを失わないディフェンスリーダー”というトーンで扱い、国際舞台での成熟を強調。
  • 石井久継(MF)
    エジプト戦の追加点で勝負を安全圏へ。ESPNの試合記録でも決定機の局面参加が数字に表れ、攻撃の“仕上げ役”として評価が上向く。
  • 横山夢樹(MF)
    チリ戦79分投入→82分ダメ押し。国内メディアは「交代カードの的中」と“勝負強さ”を指摘。
  • ピサノ(GK)
    2試合連続クリーンシート。被枠内の最少化と配球でゲームの呼吸を整えた点がデータでも裏づけられる。
  • 喜多壱也/小杉啓太(CB)
    空中戦とカバーで中央の通行止め。“主将・市原と組む堅陣”として現地レポートにも触れられる。
  • 齋藤俊輔(SB/SH)
    カウンターのトリガー役。侵入の質でPK場面のきっかけを作り、“攻撃的守備”の象徴に。
  • 高岡伶颯(FW)
    前線での追走と裏抜けで圧力を継続。PK関連の場面に絡み、相手最終ラインの意思決定を揺さぶった。

スタッツで見る“勝ち方”

  • スコア:日本 2–0 エジプト/日本 2–0 チリ
  • 保持率:52.9% → 37.3%(相手と環境で可変)
  • 枠内:5–1 → 5–2(効率の維持)
  • 会場・観客:サンティアゴ(15,051)→ 同(42,517)
    いずれも国際基準の公式記録に基づく。

先発と交代

JFAの公式記録では、エジプト戦の先発にピサノ、梅木、小杉、喜多、市原(C)、佐藤、布施、大関、齋藤、石井、神田。チリ戦は平賀と高岡を先発起用し、HTで石井投入、終盤に横山が入り決定打に直結。交代の打点が勝ち筋を明確にした。

次戦の見どころ

引き分け以上で首位通過が濃厚。セットプレー管理と中盤のファウルコントロールを継続できれば、トーナメントへの良い入りが見込める。ハイライトと公式スタッツはFIFA/ESPNが公開しており、直近2試合の“勝ち方”は数字で復習できる。

管理人の反応

市原は大舞台のPKでパネンカまで決めていたし、本人も「全然緊張していなかった」と話していたね。このメンタルの強さなら、A代表まで駆け上がってくれることを期待してしまう。
そして石井は、子どもの頃に“天才少年”としてテレビに出ていたあの選手。プロの舞台までたどり着いた今、次はぜひ海外挑戦を目指してほしいな。

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