リーグ・ドゥ第9節は、スタッド・ランスが内容で押し込みながらも2−4でグルノーブルに敗戦。中村敬斗は左で受けて持ち運び、カットインから左足で前半35分に反撃の一撃。終盤にコネが1点を返したものの、立ち上がりと移行局面のほころびが致命傷となった(得点:ディアビ6分、パキエ28分、ナカムラ35分、ザンティップ72分、モーラン80分、コネ87分)。
🇫🇷 中村敬斗が今季2ゴール目🔥
— ゆるサカブログ (@yuru_soccer) October 4, 2025
左サイド突破からDF2人をかわし左足で豪快弾!
存在感を示す一撃💥 #中村敬斗 #Reims #Ligue2
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中村のゴールで勝利への望みは繋ぐも守備が決壊
ランスは主導権とチャンスの量で優位に立ったが、前半の2失点で常に追う展開に。中村は左サイドで起点と決定力を示し、試合を“つなぎ止める”ゴールを奪取。一方で、失点直後のリスク管理や自陣での細かなズレを解消できず、スコアはグルノーブルに傾いた。
スタットランス 押し込むも攻撃実らず
スタッツはシュート21—6、枠内8—4、支配率63.9%—36.1%。量ではランスが押し込み、終盤までゴールに迫ったが、グルノーブルは要所で守り切り、わずかな好機を確実に得点化。72分・80分の連続失点は、移行局面と最終ラインの整理不足を象徴した。

勝負を分けた3つの場面
① 前半6分・28分「立ち上がりの2発」
右サイド攻略とセカンド回収の遅れから被弾。重心が自陣側に固定され、以降の意思決定が難しくなった。
35分・中村敬斗の“個で割る”反撃弾
左で受けて加速し、カットインで2枚を外して左足でニアを撃ち抜く。スタジアムの空気を一変させた一撃で、アミン・サラマとの連係も光った。
72分・80分「終盤の管理」
押し込む時間帯に背後とPA角を突かれて連続失点。終盤のコネ弾で再点火するも、追い上げは届かず。
中村敬斗の評価:7.0/10(左の“切り札”として仕事)
左の幅取り→内への運び→ニアへの即決までが速く、個の打開で試合を動かした。得点以外にも仕掛け回数と前向きの持ち運びで推進力を供給。ビハインド下で“必要な一点”を持ってこられる価値は高い。
みんなの反応
切り返しからのシュートが早いな!レベルが違いすぎる
監督が絶対残してほしいというだけある
77番が相手を引き連れてくれたおかげでチャンスになった。しっかり決め切る中村もすごいな
GKが棒立ちするぐらいの切り返しだよ!すごすぎる!
なおチームは……。サッカーって守備のレベルでカテゴリーが分かれているんだなってよくわかったよ
てっきり敬斗ゾーン(左斜め45度のカットイン)かと思ったけど、レベルアップしてんな。DFまでかわすのカッコよすぎ
中村敬斗このまま爆発し続けて冬にでもどこか(できればブンデスかプレミア)獲得してほしい
メディアの反応
— 仏系速報:中村のドリブルで35分に「試合が再点火」。個で守備を破壊した点を高評価。
— 日本メディア:左からの持ち運び→カットイン→左足で“今季2点目”。関根はベンチ入りも出場なし、という事実関係を整理。
— 別媒体:独走からのニア打ち抜きに“別格”という文脈。ドリブル局面の質を称える論調。
関根は出場なし
関根はベンチ入りも出場なし。日本人視点では、中村が“先発で存在価値を証明”、関根は次節以降の出番待ちという整理。
まとめ:次節への焦点は「開始10分」と「72〜80分の移行管理」
内容面では相手を押し込む時間帯を十分に作れた。だからこそ、開始直後の失点リスクと、終盤の背後管理を最優先で是正したい。中村は“個で1点を持ってこられる”状態。先制の再現性を高められれば、結果は数字に直結する。
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