フェイエノールト×アストン・ビラ|上田綺世の“幻弾”と渡辺剛の奮闘——0-2でも見えた通用点

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ヨーロッパリーグの大一番は、フェイエノールトが内容で押し込みながらも0-2で敗戦。上田綺世のヘディング先制弾は判定で取り消され、渡辺剛は空中戦と終盤の攻撃参加で見せ場を作った。結果はビラに軍配——それでも日本人2人の“欧州基準”は確かだった。試合はフェイエノールト0-2アストン・ビラ(得点:ブエンディア61分、マッギン79分)。


上田は起点、渡辺は堅守と前進——勝敗は「細部」の差

この日のフェイエノールトは決定機と圧力を十分に作ったが、先制点の取り消し失点後のゲーム運びでわずかに劣った。一方で、上田はポストワークと空中戦で“基点”として機能し、渡辺は対人・空中での強度に加えて終盤の押し上げで存在感。通用していたからこその0-2——そんな手触りの敗戦だった。


データと流れが示す“ビラの巧さ”

スタッツはシュート19-6、枠内8-3、支配率40.9%-59.1%(FEY-AVL)。量ではフェイエノールトが押し込み、終盤までゴールに迫ったが、ビラは要所で守護神ビゾットのセーブとブロックで凌ぎ、少ない好機を確実に仕留めた。先制を許した以降は時間の使い方とセカンド回収が噛み合い、“効率”で上回ったのがスコアに反映された。


勝負を分けた3つの場面

  • 前半・上田の先制ヘッドが取り消し
    右CKから上田が強烈ヘッドでネットを揺らすも、渡辺がマティ・キャッシュに腕をかけたとしてファウル判定。スカイのレポートも「ビラにとって寛大な判定」と伝えており、流れを左右した大場面だった。
  • 61分・ブエンディアの一撃で先制
    ミドルレンジから鋭いフィニッシュ。以降はビラが“時間の管理”で上回り、79分にマッギンがダメ押し。
  • 81分・上田の“落とし”で特大チャンス
    ロングボールに競り勝った上田が頭で落とし、バレンテが至近距離から枠内シュート——ビゾットがビッグセーブ
    さらに90+4分**には、渡辺の供給→ニューコープのヘッドを再びビゾットが阻止。最後までゴールをこじ開けられなかった。

上田綺世の評価:6.5/10(“基点”として合格点)

最前線での空中戦・背負いで攻撃の土台を作り、前半の“幻の先制弾”と、後半の落としで決定機演出がハイライト。相手CB(コンサ/パウ・トーレス)と渡り合い、押し込むフェーズの“的”として機能した。決定的一撃のみが欠けたが、通用度は高い

メディアの評価

  • 「上田のヘディング弾は渡辺のファウルで取り消し」(スカイ・スポーツ)
  • 81分の上田のヘッド落としから枠内シュートを記録」(ESPN試合速報)
  • 「前線での起点化と空中戦の強さは脅威」(英現地ライブ/総括)

渡辺剛の評価:6.5/10(対人と押し上げで存在感)

右寄りのCBとして対人・空中の強度が目立ち、ロング回収からの前進でも貢献。ビハインド後は自らボックス内に侵入し、クロス攻勢の起点にもなった。終盤の“二枚目”としての押し上げは今後の武器になる。

メディアの評価

  • 「空中戦での強さは際立つ」(英メディアの寸評)
  • 90+4分、渡辺→ニューコープのヘッドをビゾットがセーブ」(ESPN試合速報)
  • 「総じて堅実、失点はチーム戦術のリスク管理の問題」(当夜の概況)

まとめ:次節への焦点は「先制の再現性」と「終盤の管理」

内容面では互角以上の時間帯を作れたフェイエノールト。先制を形にする再現性と、リードされた後のリスク管理を整えられれば、上田と渡辺の“決定的な仕事”がそのまま勝点に直結する。今日の通用点は疑いようがない

みんなの反応

FW変えられずにでフル出場した上田綺世。完敗したけど監督の信頼は感じるな

上田は頑張っとる

上田の周りは決めないし、エメリのELは毎回強いな 


上田体強いな 上田めっちゃいいのになーあと得点だけ!

上田綺世のポスト、ネガトラ、プレスのフィジカル強度のレベルアップがものすごい

渡辺剛も高さで戦えてる渡辺ナイスブロック!鳥肌立った!

うおお、!渡辺剛、カッコよすぎ!

アストン・ヴィラはプレミアリーグだし普通に優勝候補よな・・・

コメント

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