あの短い動画にグッと来た人へ。南野拓実とアーリング・ハーランドが笑顔で言葉を交わす“10秒”は、2019年のザルツブルクで始まった物語と、今の2人の現在地を一瞬で呼び起こすシーンだ。本稿はその動画で起きたこと、2人の関係、2019年の相互作用、いまの立ち位置、そして“同級生”たちの今を、ファクトだけで素早く整理する。
この動画の内容
CLモナコ対マンチェスター・シティの試合終了後、南野とハーランドが笑顔で握手し、数語を交わして別れる短い動画がXで拡散。日本メディアも「再会では笑みをこぼす」と言及しており、挨拶以上の“旧友の温度”がにじんだ場面だった。なおこの試合、南野はベンチ入りも出場なし
南野とハーランド仲良さそうでこっちまで笑顔になるね
— ゆるサカブログ (@yuru_soccer) October 1, 2025
pic.twitter.com/KNtezUdiuZ
2人の関係(ザルツブルクの同僚という原点)
南野とハーランドは2019年、レッドブル・ザルツブルクで同僚。欧州に名前を轟かせたのが、アンフィールドでの「リバプール 4-3 ザルツブルク」。ヒチャン、南野、ハーランドで一気に3点を返して一時3-3、最終的に4-3で敗れる——という名勝負だ(南野1G1A、ハーランド途中出場で得点)。UEFAとESPNの公式記録が裏付ける。
以下 南野のスーパーボレー
リヴァプール相手に決めた #南野拓実 のチャンピオンズリーグ初ゴール!💥#UCL https://t.co/ofyWl2ZbLk pic.twitter.com/mmvMXncnr1
— UEFAチャンピオンズリーグ (@UCLJapan) January 16, 2023
2019年ザルツブルクで証明された“相互作用”
当時のザルツブルクは、右ハーフスペースに顔を出す南野の受け直しと、ハーランドの縦突進・ファー詰めが噛み合った。プレッシングで奪い切る→南野が前向きで触る→ハーランドがライン背後へ——この“型”がCLでも通用したことを、アンフィールドの90分ははっきり示している。
2人の“現在地”:南野はモナコの主力、ハーランドはCL記録更新中
南野:2025年3月にASモナコと2027年まで契約延長。クラブは公式に発表しており、在籍試合数・得点関与の積み上げも明示された。今季のCLでも重要な役割を担っている。
ハーランド:今季もシティの得点源。このモナコ戦後の時点で、CL通算50試合52得点に到達したとUEFAが整理(更新記事)。本人は試合直後、「CLは簡単じゃない」と語り、内容面への不満もにじませた(クラブ公式の試合後コメント)。
😱ハーランド2発
— ゆるサカブログ (@yuru_soccer) October 1, 2025
CLマンチェスターシティVSモナコ、2対2の同点
ハーランドがリーグ戦に続き衝撃のペースでゴールを量産⚽#UCL #マンチェスターシティ #モナコ #ハーランド@433 pic.twitter.com/Ti0a6aNyEM
“ザルツブルク2019組”
この二人の再開により、当時の他のザルツブルクメンバーにも注目する声が聞こえた。
ドミニク・ソボスライ(リバプール):23年加入の中盤核。走力と球質の両立で評価は高い。
ファン・ヒチャン(ウルブス):ウイング/CFを兼務。決定力と献身性でプレミアに順応し、クラブでも存在感。
Minamino >Monaco
— Text Tentang Bola ⚽ (@txtttgbola) March 17, 2024
Hwang >Wolverhampton
Haaland >Man city
Szoboszlai >Liverpool pic.twitter.com/uAleZh8IY4
まとめ
互いに20代前半で世界に飛び出した“ザルツ2019”の仲間が、別々の道を歩み、CLの舞台でまた交差する——その継続する関係性が、ただの握手を“物語”に変える。南野はモナコで信頼を固め、ハーランドはCLの記録を塗り替え続ける。動画の柔らかな空気は、激闘の直後だからこそ、余計に温かい。次に2人がピッチで交わる瞬間、私たちはまたこの“10秒”を思い出すはずだ。
久しぶりの再会を楽しめて良かったね。
みんなの反応
あっつ 世界のタキ!
ハーランドとマブダチなのすごすぎるでしょ
ハーランド話す前からニコニコでタキのこと好きすぎて和む
元同僚の再会はいつ見てもいいな
めちゃくちゃ感慨深いな
あの19/20のCL、4-3になったリバプール対ザルツブルクの試合で、タキとソボ(ソボスライ)が同じチームで同時にプレーしてたって、いまだに頭が追いつかないんだよね(理由は自分でもわからない)。でもタキが素晴らしかったのははっきり覚えてる。2か月後にうちが彼を獲得したのも当然だよ。
昔、南野がザルツブルクでハーランドとチームメイトだったことを思い出した。あ、そうだ、ヒチャンともね
OH MY SHAYLAS(なんてこった!)
コメント