― 直近3シーズンの対戦データ分析試合別データの概要
2022-23シーズンから2024-25シーズンにかけて、久保建英はレアル・マドリード戦で全試合先発出場。ほとんどの試合でフル出場しており、チームの重要な役割を担っていることが分かります。
2023/01/29(アウェイ):90分出場、タッチ55、被ファウル2、(期待アシスト)xA0.28
2023/05/02(ホーム):74分出場、1ゴール、タッチ42、被ファウル2、(期待アシスト)xA0.05
2023/09/17(アウェイ):90分出場、タッチ52、被ファウル1、(期待アシスト)xA0.71
2024/04/26(ホーム):90分出場、タッチ66、被ファウル1、(期待アシスト)xA0.28
2024/09/14(ホーム):90分出場、タッチ63、被ファウル0、(期待アシスト)xA0.33
2025/05/24(アウェイ):90分出場、タッチ68、被ファウル0、(期待アシスト)xA0.08
期待アシスト(xA)とは?
「期待アシスト(xA)」は、シュートにつながるパスの質を数値化した指標です。
「このパスからのシュートがゴールになる確率はどれくらいか?」を統計的に評価します。
つまり、
- 実際にアシストがつかなくても
- 「決定機になるはずだったパス」も数値に反映される
というのが大きな特徴です。
ボールタッチと攻撃関与
ボールタッチ数は一貫して50〜70回前後。特に2025年5月のアウェイ戦では68タッチと高水準を記録し、相手がレアルであっても中盤や攻撃の起点として安定して関与していることがうかがえます。
また、2024年9月のホーム戦ではエリア内タッチが7回と多く、ホームで積極的にゴール前へ侵入する傾向も見られました。
クリエイティブな仕事(xAとチャンスメイク)
期待アシスト(xA)は2023年9月のアウェイ戦で0.71と高い数字を記録。この試合では特に決定機を演出しました。ただしその他は0.05〜0.33程度にとどまっており、継続的に大きなチャンスを生み出すところまでは安定していません。とはいえ、ゼロに終わる試合は少なく、常に攻撃に関与している姿勢は評価に値します。
被ファウル数と相手の対応
2023年には2度の被ファウルを記録する試合もありましたが、その後は1回かゼロに減少。これは久保がマークを外すのが難しくなり、ファウルをもらうよりプレーを封じ込められるケースが増えているとも考えられます。レアルの堅守を相手に自由な時間を得るのは容易ではなく、より速い判断と精度が求められていることを示しています。
ゴールと決定力
6試合の中でゴールを記録したのは、2023年5月のホーム戦の1点のみ。得点やアシストという目に見える結果は限定的で、強豪相手に試合を決定づける働きはまだ課題といえます。ただ、そのゴールはチームに先制点をもたらす重要な場面でのもので、要所で存在感を発揮できる選手であることも確かです。
まとめ
久保建英のレアル・マドリード戦における直近3シーズンのパフォーマンスを振り返ると、
・全試合先発という高い信頼
・安定したタッチ数とボール関与
・ホーム戦での積極的なエリア内侵入
・攻撃関与は継続する一方で決定力は限定的
といった傾向が見られます。数字だけを見れば得点やアシストが不足している印象ですが、世界最高峰の相手に対して中盤で安定して存在感を示し続けている点は評価すべきでしょう。今後、ゴールやアシストといった形で直接的なインパクトを残せるかどうかが、久保のさらなるステップアップに欠かせないポイントになりそうです。
わんこの反応 🐾✨

ここ数年、ラ・リーガの3強の中だと、マドリーが一番相性がよくないイメージがあるね
ただ、それも過去の話!年々プレーが成熟してきて判断がよくなっているタケなら、きっと打開できるはずだと思うよ🔥。
注目ポイントは、まずマドリーはタケを徹底的に警戒してくるはずだから、タケ以外の選手がどれだけ脅威になれるかも大事になってくるね。そうすることで、タケ自身が活躍できる場面も増えてくると思う💡。
それと、23/24シーズン第5節で幻のゴラッソがあったけど…今度はあれを“本物のゴラッソ”で塗り替えてほしい!⚡️⚽️✨
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