試合内容
ラ・リーガ第6節、レアル・ソシエダは本拠地でマジョルカと対戦し、1-0で勝利しました。決勝点は後半49分、主将オヤルサバルの一撃。これが今季リーグ戦での待望の初勝利となりました。
久保建英は4-3-3の右ウイングとして先発出場し、85分までプレー。前半にはコーナーキックからアランブルのヘディングを引き出し、さらに相手のオウンゴール未遂を誘発しました。後半の決勝点の場面では、ソレールから久保を経由してバレネチェアへとつながる右サイドの連係が突破口となり、最後にオヤルサバルが押し込みました。
スコアこそ1点差でしたが、試合の主導権はソシエダが握り、攻撃のスイッチを入れる場面で久保の存在感が光る展開となりました。スペイン局『COPE』も「ようやくつかんだ初白星の価値」を強調し、この勝利の重みを伝えています。
プレーに対する海外の反応
スペイン紙『AS』は久保について「いつもの爆発的な鋭さはなかったが、前線で違いを生む発想を示した」と評価。特にバレネチェアへの“金のパス”で決定機を作り出した場面を取り上げました。
『ムンド・デポルティーボ』も「勝利をもたらしたのはオヤルサバルだが、右サイドの連係が攻撃を押し上げた」とし、久保がその起点となったことを肯定的に報じています。
さらに『beIN SPORTS』のライブテキストでは、前半のコーナーキックを「久保のクロス」と記録しており、セットプレーでも存在感を見せていたことがわかります。英メディア『ESPN』も、後半のシュートがブロックされた場面などを詳細に記録し、数字の面からも継続的に相手守備を脅かしていたことを裏づけました。
クラブ公式の試合リポートでも、決勝点の前に「ソレール、久保、バレネチェアが絡んだ滑らかな連係」が強調されており、攻撃を推進する重要な役割を果たしていたことが強調されています。
総じて海外メディアの評価は「決定打はオヤルサバルに譲ったが、久保の前進させる配球と崩しの接続が攻撃の質を高め、初勝利の土台を築いた」という点で一致していました。
みんなの反応
「前半は重かったけど、後半の先制シーンは久保→バレネチェア→オヤルサバルの流れが美しかった。起点として十分な働き」
「右サイドでの受け直しと配球が効いてた。タメを作ってからのスルーパス、今日は質が高い」
「決め切れなかった場面は惜しい。でも“怖さ”を保ち続けたから相手はラインを上げられなかった」
「バレネチェアとの距離感が良かった。内外の使い分けでサイドを制圧」
「守備面では戻りが遅い瞬間もあったが、総合的にはプラス。ボールロスト後の切り替えは改善傾向」
「カットバックはもう少し丁寧に。一本、ラージョに弾かれたのはもったいない」
「受けてからの判断が速い。前を向くときの体の向きで、DFが釣られていた」
「CKやセットの起点にも絡み、静かに効くタイプの良さが出た。派手さはなくても勝ちに直結」
「今日のマジョルカは中央を締めてきたが、久保のサイドで数的優位を作られると厳しかった」
「フィットネスが戻ってきた印象。後半でもスプリントが落ちない」
「1点リード後のボール保持で時間を作ったのが価値大。安定をもたらした」
「ゴールやアシストという形はつかなかったが、“前進の接続役”としては文句なし」
「相手のカウンター脅威がある中で、無理をしない配球が増えた。成熟を感じる」
「右サイドで二人に挟まれてもボールを失わないのが厄介。ファウル狙いも巧い」
「今季ここまで苦しんでいたチームに、落ち着きを与えた一人。勝点3の影の立役者」
管理人の反応

正直、派手な得点はなくても“右から前進をつなぐ役割”が今日は際立っていた。受け直して時間を作り、味方を走らせ、相手のラインを押し下げる。あれがあるとチームが落ち着く。守備の戻りに課題の瞬間はあったけれど、先制への流れを生んだのは確か。終盤まで運動量が落ちず、数字に残らない価値を久保が示した――そんな手応えの一戦。次は結果も添えて、さらに勢いに乗りたい。
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